人材アセスメントツール
Harrison AssessmentsTM
人と組織を見える化し、人事における課題を解決します。
グローバルに活用できる人材アセスメントツールを提供します。
候補者の選考(採用・選抜)
企業の成長にとって優秀な人材の確保とその育成は、欠かせないものです。昨今では、学業成績に加え、 各種学力テスト、論文、グループ・ディスカッション、他段階面接など多面的な手段を活用して人材を選ぶ企業が 増えています。しかし、企業が欲する人材を短時間で見極めることは、多くの経験を積んでも難しく、企業の歴史の 長短に関係なく、客観的かつ合理的な考えを導入することが望まれています。
新卒者は、ビジネス経験がほとんどないため、一般に性格とマインドを中心に適性を判定することになります。 標準的な職務テンプレートを適用することは、必ずしも理に適っていないため、下図に示す手順で採用のための カスタム・テンプレートを作成して適用し、経年的に充実させる方法が有効です。この手順で職務適性を判定し、 「メイングラフ」や「特性階層レポート」を見て、その人の深層的な心理部分を解読します。その結果を面接質問で 確認すれば、理に適った運用が整います。また、プロファイル分析結果を、翌年の配属に利用することも可能です
新卒者の採用および配属へのHA活用
レポートの概要
1.職務成功性の分析
職務における適性を評価したグラフで、「必須の特性」「望まれる特性」「避けるべき特性」より、適性を詳細に把握することができるレポート
2.特性階層レポート
スコア順に特性が並べられたレポートで、価値観や、信念の特性など人間像を把握することができるレポート
3.メイングラフと解説
9つの側面に対し、バランス特性と補助特性のスコアが2軸グラフで表現されるレポート
4.パラドックスグラフと解説
パラドックス理論を基に12個のパラドックス関係にある行動能力を4象限のグラフにより表現したもので、強み/弱みを視覚的に把握することができるレポート
5.総括レポート
最も特徴的な行動特性を「キーワード」として整理したもので、端的にその人の特徴を把握することができるレポート
6.管理レポート
モチベーションの持続や個人の特徴に応じた能力開発をどのように行うのかを示したものである。相手に適したマネジメント方法を解説している。
7.職務開発レポート
特定のポジションにおいて伸ばす必要のある能力が2つ特定され、それを開発するための方法が誘導的に示されたレポート
8.面接ガイド
面接において候補者の行動(強み/弱み)に基づいた質問が重要順に表示されたレポート
9.内定者フォローレポート
内定者の価値観を理解することで内定者を入社までモチベーションを維持させ、良好な関係を築くポイントを把握することができるレポート
HA活用事例
採用者決定の支援
対象者24名の、①職務成功性の分析の職務適性スコアと一貫性スコア(テストの信頼性指標)は、一覧表にし選考に活かします。
なお、第二次選考段階で選ばれた人たちは、 職務適性スコアが59点以上であり、それまでのHAの評価だけでなく学業成績、基礎学力テスト、作文などの技術的 な能力を満たし、グループ面接の評価、個人面談等とともに適性を4ランク(◎、○、△、×)に分類しました。 その結果、◎が6名、○が6名、△が8名、そして×が4名となりました。同結果を参考情報に、 HAレポートの③メイングラフと解説などを基に最終役員面接を行い、 15名が採用内定しました。
採用候補者 | 職務適性スコア | 一貫性スコア | 職務適性判定 |
---|---|---|---|
A | 91 | 96 | ◎ |
B | 88 | 76 | ○ |
C | 87 | 80 | ◎ |
D | 85 | 92 | ◎ |
E | 84 | 88 | ◎ |
F | 84 | 52 | △ |
G | 84 | 88 | ◎ |
H | 82 | 64 | △ |
I | 81 | 96 | ◎ |
J | 79 | 76 | ○ |
K | 77 | 96 | ○ |
L | 76 | 72 | △ |
M | 76 | 92 | ○ |
N | 76 | 56 | △ |
O | 74 | 80 | ○ |
P | 73 | 100 | ○ |
Q | 72 | 92 | △ |
R | 72 | 96 | △ |
S | 67 | 76 | △ |
T | 66 | 92 | △ |
U | 63 | 20 | × |
V | 60 | 80 | × |
W | 60 | 96 | × |
X | 59 | 84 | × |
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